なぜコーティングをしたのに染みだらけになってしまうのか。
コーティングを施工した車というのは新車では7割ぐらいと言われております。しかし1年も経たず染みだらけになってしまうのは何故でしょうか。1つの原因として、我々コーティング業界の売り方に問題があると考えます。
コーティングしたら汚れない。 コーティングしたら水洗いだけで良い。 コーティングしたら傷つかない。 コーティングしたら雨が降れば綺麗になる。 3年耐久、5年耐久。 超撥水、最強コーティング。
利益を得るために誇張された販売手法によって多くのユーザー様が勘違いしてしまい、今の日本の洗車レベルの低下につながり、結果染みだらけの車が溢れている状態になってしまいました。
ではどうすればこの現状を変えていけるのか。コーティングの力を過信しすぎない事です。微力ですが少しずつ正しい情報発信する事が1つかと思います。
「正しい洗車方法、正しい洗車頻度、正しいメンテナンスの頻度。」
上記のこれらを改善すると劇的に綺麗を維持できると考えます。
例えばトヨタのアルファード。塗装は202ブラック。(真っ黒のソリッドブラックです) この車にコーティングを施工したとします。オーナー様は青空駐車で毎日通勤で使用。
この条件ですと、綺麗に維持するためには、丁寧な手洗いを週1回。すすぎには純水器を使用。ブロアーで細部水分除去。毎日鳥フン付着の有無の確認。3週間に一度はメンテナンス(洗車では落ちない汚れやスケールの除去)。
こんな感じでしょうか。結構大変ですね。しかし202ブラックという塗装で青空駐車の環境下では仕方がありません。
次に別のオーナー様の場合をみてみましょう。車は同じくアルファードの202ブラックの設定です。
ガレージ保管、運転は週に3回程。なるほど、この条件ですと洗車は1か月に一度。メンテナンスは半年に一度。ぐらいで良いのではないでしょうか。だいぶ楽になりましたね。鳥のフンと虫の死骸には注意ですが。
オーナー様の保管環境、運転頻度によって大きく洗車頻度、メンテナンス頻度は変わって参ります。重要なことは如何に染みの付着を防ぐか。が大切なことです。美観を損ねるのは洗車傷より染みの付着です。洗車傷ぐらいでしたら軽くポリッシャーで磨けば綺麗になりますが、陥没したクレーターになってしまった染みは大変です。綺麗に整えるのはかなりの労力が必要になりますし、塗装もたくさん削る事になってしまいます。塗装は有限なのです。
当店は静岡県伊豆の国市のディティーリング専門店です。 今お乗りのお車を綺麗にしたい方。新車のコーティング店選びに迷っている方。是非当店をご用命下さい。全力で綺麗に致します。